ボランティア留学(幼稚園、日本語授業)

ボランティア留学は、語学学校などへ通い自分自身が語学を学ぶのではありません。助けを必要としている人を手伝ったり、幼稚園の保母さんや日本語授業の先生のアシスタントとして現地の人達の日頃の活動に一緒に参加する社会活動を行います。それを通して語学以上の何かを感じ取りたい、何かの役に立ちたい人に人気の高いプログラムです。通常は18歳以上の人達対象ですが、夏休みなどは高校生も参加できるツアーを企画している業者もあります。

 

人助けの場合は、孤児や老人との交流から、荒地の草刈りまで幅広い活動があります。ドラム缶のお風呂に入ったり、電気の無いところで過ごしたり、と日本では体験できない「現地の当たり前」を体験できるためカルチャーショックも大きく、それだけで十分、他文化を知るいい機会になります。
日本語を学ぶ外国人は全世界にいますし、彼らはネイティブ日本人講師を必要としています。日本語教師を目指すためまずはボランティア留学に行き、現地の様子を探りたい人も多く、日本語ボランティアは人気のボランティア留学ツアーの一つです。

 

ただ、ボランティア留学は他の留学と違った観点からの注意点があります。ボランティア=労働や奉仕活動であるという認識があると同時に、結構な金額を支払った上での体験であるため、奉仕活動のはずが見返りを期待したり、勝手に都合のいい思い込みをしているケースもあります。
一方現地では、短期労働から長期労働まであらゆるパターンの労働があり、それにボランティア留学生が加わるわけです。草刈りなどのようにある程度短期間で修了する単発的な労働なら問題はなくても、幼稚園や日本語授業など、通常一年単位で組んであるカリキュラムの途中に、数週間とか数カ月という中途半端な期間しか滞在できないボランティアが来ても、そう多くの労働が準備できるとは限りません。
自分から仕事見つけて取りかかれる人なら、どこにでも自分にできること、したいことを積極的に見つけて行くことが可能でしょうが、そうでない人は、立ち尽くすしかない場合があります。そして後に、何もすることを与えられなかった、何もできなかった、と嘆きます。
インターンの概念と同じで、元々労働力を必要としているところへボランティア労働者が派遣されるわけではなく、ボランティア労働者の受け入れを承諾してくれる機関へ労働者を派遣させてもらっているケースの方が圧倒的に多いのが現状ですから、まとまった金額を支払っているからと言ってお客様気分では失敗してしまいます。その機会を生かすためには自分で動く必要があります。

 

通常の留学よりは当然安く行けますが、それを生かすも殺すも自分次第であるということは意識して参加する必要があります。

 

 


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