学業以外の留学

国により、専門学校のとらえ方やルールは違いますが、どの国にも、職業訓練施設の役割を担う、日本でいうところの専門学校があります。
日本との大きな違いは、大学と職業訓練が明確には分かれていなかったり、高校を卒業してすぐに通うだけの教育機関ではないというところです。

 

専門学校から大学へ直接単位を移行して編入することができたり、大学を卒業してから専門学校へ入学したり、公立の専門学校が多かったり、と専門学校の立ち位置がまるで違います。専門学校を終えた後は更に学習を進めるのもあり、就職もあり、と選択肢が多いのが特徴です。

 

アメリカの場合は専門学校の多くが私立です。
また、ワーキングホリデービザが使えない国ですから、週12時間以上の授業をとるフルタイムコースへ通い、学生ビザを取得する必要があります。

 

また、2年生のコミュニティカレッジの職業訓練コースヘ通う場合もあります。
コミュニティカレッジは高校を卒業したての学生も、短大のような感覚で学んでいますが、多くの社会人も職業訓練、スキル磨きのために学んでいます。
ここでもやはりビザを取得するためにはフルタイムで所属しておく必要があります。

 

オーストラリアは公立の専門学校が非常に多く、職業訓練校として大きな役割を果たしています。
TAFEと呼ばれるこれらの専門学校は、卒業後すぐに社会で役立てることのできるスキル取得を目的としています。

 

そのため産業界とのつながりも強く、実地研修も充実しています。
学生から社会人まで幅広い年代の人達がここで学びます。

 

イギリスでは大学を卒業してから職業訓練を行うファーザー・エデュケーション(成人学習)の概念が定着しており、社会人の学びはごく一般的なものとしてとらえられています。
公立、私立共に学校やコースはさまざまで、大学や大学院へ入学するほどの英語力は必要ないことから留学生にもハードルが低く人気です。
ただ、留学生がコースをとる場合はビザに注意する必要がありますから、ビザに必要な最低授業数を確保する必要があります。

 

カナダは、専門学校卒業後にそのまま現地で仕事を始めることができる、ポストグラデュエイト就労ビザがあるため、仕事に直結させることができ、専門学校留学が他の国に比べ魅力的なものとなります。学校の種類、期間、取得資格の種類など制約がいくつもありますが、就労ビザを新たに取得することを考えた場合この、留学と就労がセットになったビザは非常に使い勝手がよく、このビザでの留学者は増えて来ています。このビザを使えない学校であってもワーキングホリデービザなど各種ビザも利用できるので、留学しやすい体制が整っていると言えます。

 

 


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